第4のキャリアなんて呼ばれている「楽天モバイル」ですが、加入者を増やすためか、300万人限定で、「Rakuten UN-LIMIT」を1年間無料で使えるというキャンペーンを実施しています。
そもそもこのプラン、なかなか太っ腹でして、
- データ通信容量無制限(楽天回線エリアのみ、パートナー回線(au)では5GB/月まで高速通信、超過後は1Mbpsで使い放題)
- 海外の66の国と地域でも2GB/月まで無料
- 国内通話かけ放題(Rakuten Linkアプリ使用時)
- 契約期間の縛りなし、契約解除料もなし
これで月額2980円という、なかなか強気なプランなのですが、それが今なら1年間0円で使えるというキャンペーンです。
とはいえ今までは端末が必要だったため、対応端末を余らせていなかった僕は特に契約していなかったのですが…
なんと、5/27に、楽天モバイルのオリジナル端末「Rakuten Mini」が一括1円で購入できるキャンペーンが始まりました!
これはやるっきゃない!とすぐに申し込んで、5/30に受け取れたのでレポです。
申し込みについて
申込画面では5/29の到着予定だったのですが、少し遅れたみたいです。今ページ見たら「ご好評によりお届けまで2~3週間程度いただいております。」とあるので、やはりキャンペーン効果もあって申し込みが殺到しているようですね。
ちなみに申し込み自体はとても簡単で、
- ページから「Rakuten UN-LIMIT」の申し込みを始める
- そのままプランを選ぶ(1つしかない)
- SIMのタイプをeSIMにする(物理的なSIMカードが存在しない契約形態、Rakuten MiniはeSIMのみ対応している)
- 端末一覧からRakuten Miniを選ぶ(ここで同時に申し込まないと対象外)
- カラーと支払い回数を選ぶ(1円だし一括でよい)
- 端末保証やアクセサリーはお好みで(保証はデフォルトで選ばれているので要らなければ解除する)
- 本人確認書類をアップロード
- あとは届くのを待つだけ!
店頭でも申し込めるようですが、新型コロナウイルス流行のご時世でもあるので、ネットでサクッと申し込むのが良いでしょう。
開封の儀
箱には「Rakuten Mobile」と入っていました。わかりやすい。
中の箱はシンプルイズベストな感じ。端末名である「Rakuten Mini」と楽天のロゴだけ入っていました。ここはRakuten Mobileじゃないのね。
開けたらこんな感じ。AC充電器(5V 1A)とType-A~Type-CなUSBケーブル、Type-C~ステレオミニプラグなイヤホン用アダプターが入っていました。あと他にクイックスタートガイド的なものと、開通ガイドがありました。
はい端末どーん。シンプルですね。この写真だとサイズ感が分かりにくいですね。
Nintendo SwitchのJoy-Con(L)と並べてみました。高さはほぼ同じくらいでしょうか。Joy-Conとほぼ同じくらいということは…
手にもすっぽり収まるくらいです。重さは約79gということで、ちっちゃいし軽いという、刺さる人にはめちゃめちゃ刺さるんじゃないでしょうか。それでいておサイフケータイ対応。
側面は鏡面仕上げになっていて、iPod感がありました。カメラはイン・アウトそれぞれ、ボタンは音量と電源だけでカメラ用のボタンなどはありません。手に持った時の右下側にはストラップホールもあるので、手から落とさないようにストラップつけたり、首から提げたりしてもいいかもしれませんね。
これは同梱されていた開通ガイド。裏面に開通時に使うQRコードが貼られていますので、ガイドはいらないぜ!と読まずに捨てないようにしましょう。
使ってみた
半日くらい触ってみての感想としては、マジで小さい!軽い!結構手からすっぽ抜けそうになります。ディスプレイは1280×720とお世辞にも解像度が高いとは言えませんが、3.6インチと小さい分、荒く感じることはありません。Xperia Z3 Compactとかも同じくHD解像度でしたが、それより画面サイズが小さいので、むしろ高精細とも言えるでしょうか。
端末のレスポンスはめっちゃいいというわけでもないですが、十分サクサクです。重いゲームとかは動かないかもですが、1円の端末(定価は2万円前後)に求めるのは酷でしょう。
カメラを使ってみると、暗所のAFはちょっとしんどいかな?という感じですが、記録用に撮るくらいであれば問題ないように感じます。1円の端末に求めるのは(ry
たまたま手元にあったビックカメラのハガキを撮ってみた感じ、悪くないというか全然アリなのでは?1円で手に入るカメラとは思えないですよね。
カメラアプリは一応美顔機能とか、笑顔シャッター機能とかもあるみたいです。まあこの辺はおまけでしょうからそんなに期待してないですが…。
プリインストールされているアプリで接続している回線や、データの使用量が確認できるようです。テスター段階の前評判とかを聞いていてあまり期待はしていなかったのですが、一応自宅でも楽天回線に繋がったので安心しました。改めてサービスエリアマップを確認してみると、東京23区はカバーしているっぽいですね。まあ最悪au回線に切り替えて通信はできるので、メイン回線にはまだ難しくても、サブ回線としては問題ないかと思います。
Ooklaのアプリ「Speedtest.net」で回線速度を計測してみました。30Mbps前後出ていて、高速とは言えませんが、実用上は全く問題ない範囲かと思います。むしろメイン回線にしているIIJ mioより速いのでは?というくらい。もちろんこれから利用者数が増えていくと思うので、それからどうなるかは注目ですね。
まとめ
1円で投げ売りするような端末だし、と正直あまり期待していなかったですが、実際に触ってみると全然アリだな、と思います。もちろん僕はスマホでゲームなどもするのでRakuten Miniがメイン端末になるかといえばそうではないのですが、スマホをゴリゴリ使うわけではない層が初めてのスマホにするとか、子どもに持たせる用にするとか、スマホ複数台持ち歩いちゃう系の人のサブ端末とかとしては、むしろおすすめできるかな、と思いました。
また回線サービスとしても、データ通信、音声通話ともに無制限というかなり太っ腹な仕様で1年間無料は正直信じられないくらいすごい。というか定価の2980円でも十分安いですよね。
このプランのシンプルさと端末のシンプルさが相まって、ちょっとしたブームになるんじゃないかな?とすら思いました。一時期ウィルコムが「もう一台無料」キャンペーンをやっていたときに「コム持ってる?」(死語)なんてやり取りもありましたが、それに匹敵するかもしれませんね。
ということで、個人的にとてもおすすめな楽天モバイル「Rakuten Mini」でした。プラン1年無料は300万回線まで、Rakuten Mini一括1円は6/17までの在庫限りなので、気になる方はお早めに…!
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