こんにちは。
みなさんは「リアル脱出ゲーム」(もしくはそれに類するリアル型脱出ゲーム)に参加されたことはありますか?
個人的にここ数年ハマっていてオススメなのでつらつらと書いていきます。
脱出ゲームとは
そもそも「脱出ゲーム」について、ご存知ですかね。
脱出ゲームは、アドベンチャーゲームの一種であり、閉鎖された環境(室内や建物など)に閉じ込められた状況から脱出することを目的とする。
(中略)
「閉鎖された環境からの脱出」が目的のアドベンチャーゲーム自体は、『ミステリーハウス』(1980年)などのように古くから存在したが、2001年にAdobe Flashを利用してWebブラウザ上でプレイできるフリーゲーム『MOTAS』が作成されたことでジャンルとして確立する。2004年に高木敏光製作の『クリムゾン・ルーム』がインターネット上で話題になって以降、類似のゲームが数多く作成されたことで急速にジャンルが拡大する。
みなさんも一度くらいはFlashゲームとかでやったことあるんじゃないですかね。密室に閉じ込められてしまって、あたりを見渡すと何かに役立ちそうなアイテムが。それらを使ったり組み合わせたりして、密室からの脱出を試みるゲームです。
リアル脱出ゲームとは
では上記を踏まえてリアル(型)脱出ゲームとは。脱出ゲームのリアル版。つまり「密室に閉じ込められてしまって、あたりを見渡すと何かに役立ちそうなアイテムが。それらを使ったり組み合わせたりして、密室からの脱出を試みる」というのを現実世界でやってしまおう!というものです。めっちゃワクワクしません?
僕は今までSCRAPというところが運営している「リアル脱出ゲーム」に多く参加してきたのでそこを中心に書きますが、いくつか種類がある中で「ルーム型」と呼ばれているリアル脱出ゲームは、上に書いたFlashゲームとまさに同じ状況、つまり参加者自身が密室に閉じ込められ、部屋の中に散りばめられたアイテムを駆使して部屋からの脱出を試みるのです!めっちゃワクワクしません?(2回目)
何が面白いのか
これはもうやってみてくださいとしか言えない(語彙力)のですが。先ほどアイテムを駆使して脱出すると書きましたが、そのアイテムってすぐ使える鍵とかとは限らなくて、多くの場合は何かしらの謎を解いていかないと役に立たないものだったり、もしくは何かの謎のヒントになるものってことが多いんですね。つまり脱出するには謎を解かなくてはいけないんですが、その謎解きが楽しいんです!
ゲームによって難易度の差はありますが、大抵の謎はひらめきさえあれば解けるというものがほとんどです。ひらめきさえあれば。SCRAPの公演の場合、終了後に謎の解説をしてくれるのですが(そのため1公演1回の参加しか出来ません)、その時は会場に「あ~~!!!!」という声が響き渡りますw アハ体験じゃないですが、自分で解ければスッキリ、解けなくても解答を聞くと納得してスッキリ、一石二鳥ですね(?)
また大抵の公演は4人~10人くらいのチーム戦になります。1チーム分のチケットを買い占めてグループで乗り込むことも出来ますが、定員以下で参加した場合は同じように参加してきたグループの方と同じチームになります。最初は恥ずかしがりながら「よろしくおねがいしま~す」なんて始まるんですが、最後の方になると「そこ違いません?」「あ~なるほど!すごい!」「さすが!!」「イェーイ!(ハイタッチ)」って感じになっていますw 見ず知らずの人と気がついたら意気投合している、それも楽しみの一つですかね。
あと世界観の作り込みがすごい!大体の公演は開演前に説明があったりするのですがそこからもう物語の世界に入り込んでいますw 特にルーム型なんかは部屋の装飾だったりの作り込みも気合が入っています。もし参加される際にはぜひそういったところにも目を配ってみてください。気がつけば、自分も世界に入り込んでいると思いますw
おすすめの公演
最後にいくつかの公演をおすすめしておきます(回し者ではありませんw Not PR記事)。
ある牢獄からの脱出
あなたは脱出不可能と称される「アジト刑務所」に捕えられた。
周りを見渡せば怪しげな看守、謎の暗号。
なんとかここから脱出しなければ、あなたは処刑されてしまう。
脱出を一人でするのは不可能。
仲間と力を合わせて、この難攻不落の牢獄からあなたは脱出することができるだろうか?
僕が初めて参加した公演です。もう5年以上前になると思うのでロングラン公演ですね。これぞまさに脱出ゲーム!という感じのギミックが多かったですかね。どの公演にも言えるのですが、特にこの公演はチームの団結力が必要だったかも?ちなみに「ある牢獄からの脱出2」という続編もあります。どちらかだけでも楽しめますが、両方遊んだらもっとハッピー!
ときどき監視員が見回りに来る部屋からの脱出
「目を覚ましたようだな……。
残念ながら、お前らをこの部屋から出すわけにはいかない。
俺は10分に一度、この部屋に異変がないか見回りに来る。
だから、俺がいない間、絶対に怪しいマネをするんじゃないぞ!
いいか絶対だぞ!!」
覆面の人物はそう言い残し、部屋から出て行った。
ここから無事に脱出するためには、
あいつにバレないように部屋を探索し、
見回りに来る前には痕跡を完璧に消さなければならない!
こちらもルーム型で密室に閉じ込められます。が、他の公演と違うのは、定期的に監視員が見回りに来るんです!しかも見回りのときに探索時に動かしたものを元に戻さないと怒られてしまうという、新感覚のリアル脱出ゲーム!見回りの回数を重ねるごとにプレイヤーの原状回復スキルが上がっていくのが面白いですw
地下謎への招待状
これは先に紹介したルーム型でもホール型でもなく、「ナゾトキ街歩きゲーム」と分類されているもので、東京メトロのいろんな路線を使ってあちらへこちらへ、いろんな駅を行き来してナゾトキをするゲームです。キットには謎のほかに東京メトロの24時間券が含まれているのでこれだけ買えば大丈夫です(同行者は別途24時間券を買えば一緒に遊べます)。普段使わない路線や駅、そして街並みを感じながら遊ぶことができて、他の脱出ゲームとは違った楽しみがありますね。ここ数年は毎年開催されているので気軽に楽しめます!
まとめ
ということでつらつらとおすすめポイントなんかを書いていきましたが、とりあえず未体験という人には是非体験してもらいたいなと思っています!「知識がないから~」なんて敬遠されることもありがちなんですが、知識とかは全然必要ないんです。ほんと、ひらめき。場数を踏むのも大切なんだけど、案外初参加の人がめちゃめちゃすごいひらめきをして脱出なんてこと、ザラにあります。
みなさん、レッツだっしゅほーい!
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